宮町の春日神社

宮町の「春日神社」は、平安時代の半ば1013年(長和2年)に奈良の春日大社の祭神を勧請し、「宮野大明神」として創建されたとされています。
現在の本殿は江戸時代前期の1703年(元禄16年)に造営され、江戸時代中期の1723年(享保8年)には「春日大明神」に、1883年(明治16年)には「春日神社」と定められました。

境内の「宝蔵」は、南北朝時代の1337年(建武4年)に建立された珍しい形式を持つ板壁の倉で、京北地域で確認できる現存最古の板倉として京都市有形文化財に指定されています。

宝蔵

境内には、樹齢300年と伝えられる桜の古木「黒田の百年桜」があります。この百年桜は、山桜の突然変異種で10~12枚の八重の中に一重が混じって咲くめずらしい品種で濃い紅色の花が密集して手鞠のように華やかに咲きます。幹の太さは約3m、高さは約6mの大きな桜です。

名称 宮町の春日神社(かすがじんじゃ)
所在地 京都市右京区京北宮町宮野90
電話 おーらい黒田屋 075-856-0968
アクセス クルマ:国道162号線を京都市内福王子交差点から北へ…約40分 周山から国道477号線を黒田方面へ
バ ス:JR京都駅から周山(JRバス)…約1時間30分  周山から宮(京北ふるさとバス)…約25分 
駐車場
トイレ

関連記事

  1. 写真1

    小塩の上げ松(あげまつ)

  2. 山国潜没橋

  3. 細野町笠トンネルの桜

  4. 正法寺の栢木

  5. 白山神社のツクバネガシ

  6. 道の駅 弓削川沿いの桜

ja Japanese