京北合同庁舎と駐車場をつなぐ地下通路に、色とりどりの風景が広がっているのをご存じですか?


この壁画は、2014年に京北商工会女性部が中心となって実施した「~彩りのちかみち~京北地下通路ペイント事業」によって生まれたものです。
「暗くて通りにくい地下道を、明るく親しみやすい場所にしたい」
そんな想いに賛同してくれたのは、当時の北桑田高校美術部と、周山中学校(現 京都京北小中学校)美術科学部の生徒たち。約2か月にわたり、地域の風景を丁寧に描き上げてくれました。

テーマは「京北線の窓辺から」
「もし電車のない京北に電車が通っていたら、どんな車窓の風景が見えるだろう?」
そんな空想から生まれたこの壁画には、「道の駅ウッディー京北から北桑田高校までの風景」が、四季折々の表情とともに描かれています。

春の桜、夏の緑、秋の彩り、冬の雪景色、時には夜の風景も登場し、まるで想像の列車に乗っているような気分にさせてくれます。

通りかかるたびに、地域のやさしさと若者たちの感性に心がほっとするこの場所。
ぜひ一度、足を運んでみてください。


明るく彩られた地下道で、きっとあなたも「京北線の旅人」になれるはずです。

名称 | 京北の地下道に広がる、心温まるアート空間 |
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所在地 | 京都市右京区京北周山町上寺田1-1 京北合同庁舎前 |