京北では神社やお寺の境内、そして川沿いなどお花見のできる場所が各所にあります。
京北のさくらは、京都市の北側に位置し、標高も高いため都市部にくらべて開花するのが3~4日ほど遅くなるのが通例です。
また地域とさくらの種類により見頃もさまざまで、京都市内でもっとも遅くまでお花見ができるというさくらもあります。


今年の京都市のさくらの開花予想日は3月22日、満開予想が3月31日となっていますが
京北のさくらの開花予想日は3月25、26日頃と予想されます。ちなみに昨年は開花は3月30日でした。
①常照皇寺の三種の桜
所在地:京都市右京区京北井戸町丸山14−6

九重桜(ここのえさくら)
京都で唯一の国の天然記念物に指定されている桜(昭和13年指定)です。
光厳上皇のお手植えと伝えられ、樹齢は650年といわれる老木です。最近は腐朽が進み、花をつける枝は1本のみ。根元には大きな空洞があります。
「九重桜」が腐朽してきたので、二代目の桜が植えられています。花の咲く時期は4月中旬ごろです。

御車返しの桜(みくるまかえしのさくら)
九重桜よりも遅く咲く御車返しの桜は、一重と八重が一枝に咲き存在感があります。名前の由来は江戸時代の後水尾天皇が、はるばるこの地を訪れた時に桜のあまりにもの美しさに何回も車を返して別れを惜しまれたということからつけられた名前と伝えられています。

左近の桜(さこんのさくら)
京都御所の左近の桜から株分けされたといわれるこの左近の桜も美しい姿を見せてくれます。見頃は4月中旬頃です。
②黒田百年桜
所在地:京都市右京区京北宮町宮野91−1

開花するのが遅く京都市内ではもっとも遅くまでお花見ができる桜です。樹齢300年を超えるともいわれ突然変異のため種子はできませんが、円山公園の枝垂桜などを手掛け、「京の桜守」として知られる造園業の佐野藤右衛門さん親子が、昭和52年(1977)に苗づくりに成功し、15代目佐野藤右衛門氏が「黒田百年」と名付けました。

昭和58年(1983)には、造幣局の桜の一般公開「通り抜け」百年を記念して、若木二本が同局内に植樹され、この親木も「百年桜」として広く親しまれるようになりました。

③中江橋の桜
所在地:京都市右京区京北中江町清水尻

上桂川の中江橋近くの堤防に沿って桜並木があります。地元の人にとってはシーズン中は毎日お花見ができる桜並木です。

④三明院の桜
所在地:京都市右京区京北塔町上ノ段44

前を通る道路から見上げるように見える里山のお寺の桜です。時代祭の先頭を行進する山国隊で知られる山国神社から狭間峠へ入った里山の麓にあります。

境内につながる石段の参道で桜が迎えてくれる集落のお寺です。

④三明谷川の桜
所在地:京都市右京区京北塔町上ノ段

三明院の下を流れる小さな三明谷川の両岸に枝垂れ桜が並んでいます。

地域の人たちが植えたまだ若い桜ですが、岸辺にはタンポポが咲きまさに童謡の春の小川を思わせる光景を見ることができます。











