慈眼寺の大根炊きと大般若経の教典を転読する大迫力の法要

古くから「大根を食べると中風(ちゅうぶ)にかからない」と言われており、大根炊きは大きな鍋で炊き上げられた温かい大根を味わいながら、健康を願う行事として行われてきました。

慈眼寺の大根炊きと法要
11月16日(日)

午後2時 大般若会 大般若経経典の風にあたって悪災退散
午後3時 大根炊き振る舞い 味がしみた大根食べて無病息災

大根焚きは京都の初冬の風物詩ですが、一般的には境内で立ったままふるまわれることが多いのですが、慈眼寺では慈眼寺会館に上がってもらい机を並べた食堂形式で食べてもらっていました。6年前まではごはんもいっしょに提供するのが恒例でしたが、今年からはごはんなしで炊いた大根とおあげのみのふるまいになります。

慈眼寺では、参拝者にふるまう前に大根炊きをご本尊に一椀お供えして、参拝者の方々の無病息災を祈願する法要を行います。大般若経の経典を転読という方法で読み上げる大迫力の法要です。
この法要は、一般の方も法要にお参りできるので法要も大根だきの一部として、是非体験してみてください。

慈眼寺には「くろみつ大雄尊」と呼ばれる墨塗りの明智光秀の黒坐像が伝わっています。
境内には紅葉や銀杏の木がありますが本格的な紅葉には少し早いかもしれません。

名称 慈眼寺
所在地 京都市右京区京北周山町上代4
電話 075-852ー0213
ja Japanese